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    <title>續惡魔 | Cyber Library</title>
    <link>https://www.cyberlibrary.org/ja/books/37626/</link>
    <description>佐伯《さへぎ》は、頭《あたま》の工合《ぐあひ》が日に增し惡くなつて行くやうな心地がした。癲癇《てんかん》、頓死、發狂などに對する恐怖が、始終胸に蟠《わだかま》つて、其れでも足らずに、いやが上にも我れから心配の種《たね》を撒《ま》き散らし、愚にもつかない事にばかり驚き戰《をのゝ》きつゝ生《せい》をつゞけて居た。叔母が或る晚、安政の地震の話をして、もう近いうちに、再び大地震の起る時分だと、仔細らしく、豫言したのをちらりと小耳《こみゝ》に挾んでから、ひどく神經に病み始め、微かな家鳴《やなり》震動に遇つてさへ、忽ちどきん、どきん、と動悸が轟いて、體中《から...</description>
    <language>ja</language>
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      <title>1. Part 1</title>
      <link>https://www.cyberlibrary.org/ja/books/37626/chapters/1/</link>
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      <description>佐伯《さへぎ》は、頭《あたま》の工合《ぐあひ》が日に增し惡くなつて行くやうな心地がした。癲癇《てんかん》、頓死、發狂などに對する恐怖が、始終胸に蟠《わだかま》つて、其れでも足らずに、いやが上にも我れから心配の種《たね》を撒《ま》き散らし、愚にもつかない事にばかり驚き戰《をのゝ》きつゝ生《せい》をつゞけて居た。叔母が或る晚、安政の地震の話をして、もう近い...</description>
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      <title>2. Part 2</title>
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      <description>あくる日の朝、鈴木はいつものやうに庭を掃除すると、包みをかゝへて、神田の私立大學へ出かけて行つたが、夕方になつても歸つて來なかつた。三時半に電燈がついて、四時半ごろからそろ〳〵暗くなつて、追ひ追ひ風呂を沸かす刻限の近づくに隨ひ、佐伯と照子は何となく其れが氣がゝりになり出した。 「鈴木はどうしたんだらうね。大變歸りが遲いやうぢやないか。」 晚飯が出來上が...</description>
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